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ウッドベリーコモン大改装

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ウッドベリーコモンはニューヨークマンハッタンから北へ1時間半のセントラルバレーに位置するアウトレットモールで全米1位の定評がある。
1985年にオープンして、1993年、1998年と拡張工事が行われ、これで3度目となる大改装、拡張工事が行われる。
インディアナ州インディアナポリスに本部を置くサイモンプロパティーグループは1億7,000万ドル(170億円@100円)を投下して、改装と新小売業スペースの確保、敷地の改良や顧客アメニティーの増強などを図る予定。
1平方ft年売上高は$1,555でショッピングセンター全体の売上は13億ドル(1,300億円)を突破している。
この拡張工事は60,000平方ftの規模で、総テナント面積が900,000平方ft、現在の220店舗から240店舗に拡大される。
現在のフードコートも移転され、名前もマーケットホールと呼ばれるとのこと。
ツアーグループやインターナショナルショッパーに対応するためにウエルカムセンターなども増設され、公共のバスターミナルにもなる予定。
ショッピングセクションは色分けされていたが、ニューヨーク州の代表的な6つの地区の名前、ハドソンバレー、アディロンダックス、ハンプトンズ、マディソンアベニュー、サラトガ、ナイアガラが採用される。
又、4層の立体駐車場も増設される予定で、パーキングスペースも拡大される。

ニューヨークはヨーロッパブランドの侵入経路として、以前から有名ヨーロッパブランドも顔を出していた。 マンハッタンからバスも出ていて、私は何回も訪問している。 たぶん最初に訪問したのはオープンした後だったかもしれない。
当時は仕事でニューヨークを年間最低5回は訪問しており、ウッドベリーコモンにもかなりお世話になった。 現在は買うものもなく、アウトレットがピークだった時が懐かしく思い出される。
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ニューヨークに高級アウトレット開発

ニューヨークを視察すると(又は観光)必ず行くところがあります。 エンパイヤーとか自由の女神とか何かと興味の多い街で、私もロサンゼルスから視察同行で年間5回ニューヨークを訪問していました。 視察を除いたとしても町全体を楽しむという意味では必ず訪問したい街です。 ただ視察だけで考えるとニューヨークで全米を把握する流通業の動きは他州を経験するかしないと絶対分かりませんし、間違った判断をしてしまう恐れがあります。
以前作成したニューヨークの全体図を見てください。
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今回のニュースは7月22日のニューヨークタイムズ紙に掲載されたものですが、ニューヨーク州の人気訪問地を見てみると、1.ウッドベリーコモン(マンハッタンから50分、セントラルバレーに位置し最大級アウトレット)、年間1,200万人訪問
2.ナイアガラの滝(マンハッタンから飛行機でバッファローなどに飛びバスで国境通過)、年間800万人
3.メトロポリタン美術館、年間630万人
4.自由の女神、年間380万人(これは島に渡って見学する数で、フェリーや、バッテリーパークから見れるので)
5.エンパイヤーステートビル、年間350万人

これを見てもウッドベリーコモンがいかに人気があるかを証明しています。 もちろん私がよくニューヨークを訪問していた時は、日本人がトップの訪問者でした(現在は分かりません)。 視察や観光で行かない場合は自由行動の日に市バスに乗っていくかですが、ミッドタウンから20分おきに出ていて片道1時間、$42だそうです。 私も一度乗っていったことがあります。
ニューヨークのアウトレットと他州のアウトレットの違いは、日本人に人気のあるヨーロッパブランドが最初ニューヨークやニュージャージー州に持ち込まれ、そこから全米に物流されます。 そこで他州のアウトレットに流出してこないようなトップブランドもニューヨークのアウトレットで探せたりしたこともその一つです。

今回、ウッドベリーコモンへ行く途中にあるブロンクス(クリントン前大統領のおかげでかなり近年ブロンクスも開発されてきました)にライトストーングループ(ワシントン州、フロリダ州オーランド、テキサス州サンアントニオなどにアウトレットやショッピングセンターを経営)が高級アウトレットを計画中で、最終決定はされていないもののニュースは何回も記事になっています。

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③サイズ別SC数
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1.2006年に70,314、2007年に70,132ヶ所

ショッピングセンターの開発もベビーブーマーの高齢化とともに変化し、分類基準もライフスタイルへと移行してきた。
自然食、オーガニック食品スーパーマーケット業界トップのホールフーズなどもライフスタイルセンターへの出店を近年増加し始めている。 最新ショッピングセンター開発に関しては別の機会に追加資料をご紹介しよう。

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②分類基準

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米国小売業に影響を与えている6種類のショッピングセンターとそのトレンド
1. リージョナル・モール
①成熟してしまった ②急成長郊外新興住宅地のみ開発可能 ③アンカーテナントとして必要なデパートも新店が少ない状況 ④SC開発会社は他のSCタイプに注目
2. パワーセンター/ミルズ
エンターテイメントを新しいトレンドとして追加 ②成熟中でベスト立地選定困難 ③特にミルズは大商圏のローカル、ツーリスト顧客ベースが必要
3. 旧所業地域リサイクル
①旧商業地域が多すぎる ②パワーセンターやバリューセンターとの競争大 ③死滅した旧商業地域は住宅開発などの不動産開発に変えられる
4. スポーツ関連商業施設
①アイデアが先行しているが現実的に開発計画少ない ②経済的に有利な立地が少ない ③スポーツセンターのみでは小売業はサポートできず、他のデモグラフィックが必要
5. アーバン・エンターテイメントセンター
①20~30画面のスタジアム型メガシネマ必要 ②大型、ライフスタイル型小売店が必要 ③優秀な(高所得)デモグラフィック必要 
④メガシネマをサポートする立地が少なく業態成熟化
6. メインストリート・リーテール
①タウンセンター・コンセプトとも呼ばれている ②歩行者中心ショッピング街がトレンド ③シネマやリージョナル・モールと隣接して開発される
④旧商店街をリハビリ、または新開発

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2)ショッピングセンターの概要
①タイプ
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NSC(ネイバーフッド・ショッピングセンター)
CSC(コミュニティー・ショッピングセンター)
RSC(リージョナル・ショッピングセンター)
SRSC(スーパーリージョナル・ショッピングセンター)
FSC(ファッション・スペシャルティーセンター)
PC(パワーセンター)TFC(テーマ・フェスティバルセンター)
TFC(テーマ・フェスティバルセンター)
OC(アウトレットセンター)
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