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2013年8月の最新消費者指数

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2013年8月のアメリカ国内消費者動向が発表された。 

8月の消費者数は上昇し、7月より11%アップとなった。 昨今の肯定的なレポートと相まって順調な勢いである。
更に8月の前年対比でみると0.7%上昇となりポジティブな形となった。

BTS(バックツースクール)ショッピングが好調でこの勢いを牽引したようだ。 このBTSは7月ぐらいからスタートして、事務用品の店舗などに入るとレジに行列が出来ていたので驚いた。

アメリカでは9月の月にはこのBTS、レイバーデー(労働者の日で休日)、夏の終わりを告げるディスカウントセール
などが控えているが、8月よりは通常低くなるのが常識となっている。

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タンパ・セントピータースバーグ流通市場

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フロリダ州タンパ、なかなか行く機会がありませんがドラッグストア本部、買収されたエッカードやオレンジジュースのトロピカナなどの関連ビジネスで訪問したことが何回かあります。 また、メキシコの避暑地、カンクーンを訪問した時もタンパから飛行機で飛んだ覚えがあります。
タンパにはデレーズアメリカ所有のスィートベイ・スーパーマーケット(72店舗)、また1位のパブリックス、ここがフロリダや南東部を牛耳っているスーパーマーケットで利益率の高さでも有名です。
経済が回復基調にある中、ホールフーズ、フレッシュマーケット、アルティ、セーブアロット、ウォルマートやウィンディキシーがこの市場をカバーしています。
昨年、初めて14,000平方ftの店舗でフロリダ州ネープルにデビューオープンしたのがトレーダージョーで全米に出店を始めています。

ニューヨーク、高いテナント代は世界2位

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小売業家賃の高さでは香港に次いで高いのがニューヨークである。
世界小売業市場において常にトップなのが香港で2位ニューヨークの150%となっている。
3位はロンドンで、香港より400%安くなっている。 国際小売業市場において重要なのは、需要(デマンド)、
商品供給力(サプライパイプライン)となり、家賃が決定していく。 
2013年、香港は1平方ftの年間家賃が$4,328、ニューヨークが$2,970、ロンドンが$1,053、パリが$1,050、となっている。 ニューヨークの新しい地域は家賃が安めなのに比べて、プライムと言われる5番街、49丁目から59丁目が高くなっている。 シドニー、メルボルン、ベイジン、日本などのアジア・パシフィック地域ではスペースが限られるため家賃は維持されているようだ。 シドニーは$1,018となっていて、米国などからの進出が多くなってきている。

1坪月間家賃は香港で約130万円、ニューヨークが88万円、日本の一番高い場所で約34万円

オマハ流通市場

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ここも以前は注目されなかった市場ですが、シカゴのあるイリノイ州の西側にはアイオワ州、その西にネブラスカ州と続き、アイオワ州とネブラスカの州境にオマハが立地している。 ネブラスカ州人口最大の町で、約40万人、州都のリンカーンも近くに立地している。

そこの最大チェーンは昨年小規模のローカルチェーン2社(ノーフリルズ、バッグ&セーブの合計44店舗)を買収してトップに位置しているナッシュフィンチで、2位のウォルマートがネイバーフッドマーケット1号店をこの春オープンさせてきた。

企業名: ナッシュフィンチ(食品卸業界2位)
本部所在地: ミネソタ州ミネアポリス
売上高: 48億ドル(4,800億円@100円)
店舗数: 76店舗
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ナッシュフィンチはアイオワ州北側に立地するミネソタ州、ミネソタ州ミネアポリスに本部を置く企業で、オマハ地区では店舗数で2位のウォルマートの4倍となっていて、2013年度はこのオマハに焦点を置いて店舗の改装などを手掛けたいと業界コンベンションで発表している。

ナッシュフィンチのオマハ進出はウォルマート新店オープンと重なっていたので、このウォルマートが新店オープンをきっかけに拡大してくるのを知っていたかと聞かれ、市場調査を行い承知しているとコメントした。 ウォルマートは中型のネイバーフッドマーケット(最近はウォルマートマーケットも呼んでいる)を5,6店舗計画しており、一気に競争が激化してくる模様。

現在のウォルマートはスーパーセンター9店舗、ディスカウントストア1店舗、それに新店のネイバーフッドマーケットとなっている。
勿論、ターゲット、コストコ、サムズクラブ、アルディなどシェアを上げてきているので、ここも全米6番目に注目される食品流通小売市場となるのも当然の事であろう。

ミルウォーキー流通市場

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ミルウォーキーは皆さんどこにあるかご存知ですか。 どの州になるかもわかりませんよね。 私も行ったことが無いのですが、シカゴのオヘア空港から北へ1時間車で走るとミルウォーキーに入っていきます。
ウィスコンシン州ミルウォーキーはミラービールの本拠地、日本からは青木が所属しているミルウォーキーブルワーズがある所です。 また、キッコーマンの米国本部がこの町にあります。 
このミルウォーキー食品小売業市場のドミナントがピックンセーブ(PICK AND SAVE)でシェア率は44.8%。
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企業名: ラウンディーズ・スーパーマーケット(ピックンセーブの親会社)
本部所在地: ウィスコンシン州ミルウォーキー
売上高: 39億ドル(3,900億円@100円)
店舗数: 161店舗

企業名: マイヤー
本部所在地: ミシガン州グランラピッズ
売上高: 146億ドル(1兆4,600億円@100円)
店舗数: 199店舗
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ここに攻め込んできているのが五大湖を超えた東の州、ミシガン州のドミナントであるマイヤー(大型のスーパーセンターを中心に展開)でウィスコンシンに侵入を開始した。 昨年、食品卸会社のスーパーバリューのDC(ディストリビューションセンターの意味で倉庫)を購入し、580,000平方ft(16,240坪)の場所を確保して、更に拡大していき750,000平方ftにする計画となっている。 この小さな市場の変化のきっかけを作ったのはシカゴにエクスプレスをオープンしてきているウォルマートで、1年半の期間にネイバーフッドマーケット(中型)を5店舗オープンさせている。 その他の州でも見られるように、今まで注目されてこなかった中型、小型市場がウォルマート、コストコ、ホールフーズ、トレーダージョーなどの侵略を受け始めている。


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